心遣(読み)こころやり

精選版 日本国語大辞典 「心遣」の意味・読み・例文・類語

こころ‐やり【心遣】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 不快な気持を内に留めておかないで、発散させること。また、そのさま。気晴らし。慰め。満足
    1. [初出の実例]「忘るやと物語りして意遣(こころやり)過ぐせど過ぎず猶恋ひにけり」(出典万葉集(8C後)一二・二八四五)
    2. 「こころやりなる合戦(いくさ)はせずとも、憎しとおもふ奴原(やつばら)を射殺して、悉く海に沈んことはいと易けれど」(出典:読本椿説弓張月(1807‐11)後)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む