忍路環状石籬(読み)おしょろかんじょうせきり

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「忍路環状石籬」の意味・わかりやすい解説

忍路環状石籬
おしょろかんじょうせきり

北海道小樽市 (旧忍路郡塩谷村土場) の三笠山麓にある環状列石。 1886年渡瀬荘三郎が命名した。忍路環状列石ともいう。中央に数個の石を直立させ,その周囲を長径 30m,短径 22mの楕円形立石で囲っている。祭祀場説,天文観測場説などがあったが,駒井和愛らの研究により現在では縄文後期頃の墓と考えられている。付近の地鎮山にも環状列石がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む