忍駕籠(読み)しのびかご

精選版 日本国語大辞典 「忍駕籠」の意味・読み・例文・類語

しのび‐かご【忍駕籠】

  1. 〘 名詞 〙 人目を避けて駕籠に乗ること。また、その駕籠。主として、遊里に通う駕籠をいう。
    1. [初出の実例]「夕淋しき二匁も恋〈西鶴〉 しのひ駕籠のほり詰たる岑の枩〈西花〉」(出典:俳諧・西鶴五百韻(1679)何秤)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む