志佐勝(読み)シサ マサル

20世紀日本人名事典 「志佐勝」の解説

志佐 勝
シサ マサル

明治・大正期の海軍主計中将 貴院議員。



生年
文久4年2月6日(1864年)

没年
昭和3(1928)年3月20日

出生地
肥前国松浦郡福江(長崎県)

経歴
長崎藩士の長男として生まれる。明治7年長崎の英語学校に入学したが、のち海軍に入り、18年海軍省御用掛、19年海軍主計となる。扶桑・松島・近江丸・吉野の主計長、海軍経理学校校長兼教官、41年佐世保経理部長、44年軍令部出仕、45年海軍省経理局長などを歴任。大正3年主計総監、主計中将となる。12年予備役に編入となり、同年から貴院議員を務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「志佐勝」の解説

志佐勝 しさ-まさる

1864-1928 明治-大正時代軍人
文久4年2月6日生まれ。明治19年海軍主計となり,主計総監,主計中将にすすむ。その間,海軍経理学校長,海軍省経理局長などを歴任。大正12年貴族院議員。昭和3年3月20日死去。65歳。肥前松浦郡福江(長崎県)出身

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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