志畑村(読み)しづきはたむら

日本歴史地名大系 「志畑村」の解説

畑村
しづきはたむら

[現在地名]津名町大町畑おおまちはた

志筑中田しづきなかだ村の西にあり、北は竹谷たけだに(現一宮町)。低い丘陵地の村。寛永四年(一六二七)の志筑之内畑村検地帳(津名町史)によれば、高三九二石余(田三五二石余・畑四〇石余)・反別三五町一反余(田二七町四反余・畑七町六反余)正保国絵図に村名がみえ、高三六四石余。天保郷帳では高四二三石余。檜原組に属し、反別戸数取調書では反別四六町四反余、高四六一石余、うち蔵入高五一石余、三〇七石余が上田勘兵衛など六名の給知。「味地草」では家数五八。反別戸数取調書では家数五九・人数三八三。天保三年(一八三二)庄屋嘉右衛門に不届きの義ありとして、四月に御用帳面などが竹谷村庄屋と当村の五人組四名の立会いで引渡された(「天保三年日帳」菅家文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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