志谷鑪跡(読み)しだにたたらあと

日本歴史地名大系 「志谷鑪跡」の解説

志谷鑪跡
しだにたたらあと

[現在地名]吉田村吉田村

近世のたたら製鉄跡。圃場整備工事に伴い発見。地名と田部家文書により貞享四年(一六八七)から宝永三年(一七〇六)まで操業の志谷鑪と判明。吉田村教育委員会が記録保存のため昭和五三年(一九七八)発掘調査を行った。遺構は鑪炉の地下構造で、八・八四メートルに四・八九―四・一メートル、深さ一・三メートルの東西に長い方形プラン。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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