志鷹光次郎(読み)シタカ ミツジロウ

20世紀日本人名事典 「志鷹光次郎」の解説

志鷹 光次郎
シタカ ミツジロウ

大正・昭和期の登山ガイド



生年
明治30(1897)年6月

没年
昭和43(1968)年8月5日

出生地
富山県中新川郡芦峅村

主な受賞名〔年〕
黄綬褒章〔昭和37年〕

経歴
早くから立山剣岳などのガイドとして活躍、登山者に親しまれた。大正11年慶大隊の積雪期剣岳の初登頂、12年槙有恒一行の立山松尾峠での遭難時にもガイドを務めるなど、晩年まで山のよき案内者として活躍した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「志鷹光次郎」の解説

志鷹光次郎 したか-みつじろう

1897-1968 大正-昭和時代の登山ガイド。
明治30年6月23日生まれ。18歳でガイドとなり,佐伯平蔵指導をうける。大正11年慶大隊に同行して積雪期剣岳初登頂に成功。15年厳寒期の剣岳に初登頂。53年間,立山,剣岳を中心山案内をつとめ,自然保護につくした。昭和43年8月5日死去。71歳。富山県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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