佐伯平蔵(読み)さえき へいぞう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐伯平蔵」の解説

佐伯平蔵 さえき-へいぞう

1878-1943 明治-昭和時代前期の登山ガイド。
明治11年2月13日生まれ。明治42年辻本満丸(みつまる)を案内して薬師岳にのぼる。大正2年近藤茂吉と長次郎谷から剣岳に登頂し,別山尾根をはじめてくだる。この登山のとき剣岳東面の谷のひとつが平蔵谷と命名された。10年立山案内人組合初代会長。昭和18年4月24日死去。66歳。富山県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android