応現(読み)オウゲン

デジタル大辞泉 「応現」の意味・読み・例文・類語

おう‐げん【応現】

応化おうげ」に同じ。

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精選版 日本国語大辞典 「応現」の意味・読み・例文・類語

おう‐げん【応現】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。仏、菩薩などが衆生に応じた姿を現わすこと。応化(おうげ)
    1. [初出の実例]「阿彌陀仏五濁(ごぢょく)凡愚をあはれみて〈略〉迦耶城(かやじゃう)には応現する」(出典三帖和讚(1248‐60頃)浄土)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「応現」の意味・わかりやすい解説

応現
おうげん

権化」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内の応現の言及

【権化】より

…またチベットのラマ教では,ダライ・ラマは観音の,パンチェン・ラマは阿弥陀仏の転身とされる。日本では権化,権現,権者(ごんざ),応現,化現,示現はほぼ同じ意味で用いられる。民族信仰の諸神格と仏教の信仰対象とを結びつけ調和させようとする本地垂迹(ほんじすいじやく)説でしばしば用いられ,たとえば天照大神はその本地とされる大日如来の垂迹した権化とされているのである。…

※「応現」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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