忠海八幡神社(読み)ただのうみはちまんじんじや

日本歴史地名大系 「忠海八幡神社」の解説

忠海八幡神社
ただのうみはちまんじんじや

[現在地名]竹原市忠海町 鳥居町

街の北側、黒滝くろたき山南麓に鎮座し、古くは開発かいはつ八幡社と称した。祭神は応神天皇・神功皇后・三女神。旧村社。

社伝によれば、貞観一八年(八七六)豊前国の宇佐大神を山城おとこ山に移す時、この浦の司土師連が神を海上より迎えてしばらく当所にとどめたといい、土師連の居住跡が近くのくし天神てんじん谷にあるという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android