日本歴史地名大系 「念向寺」の解説 念向寺ねんこうじ 茨城県:稲敷郡茎崎村若栗村念向寺[現在地名]茎崎村若栗智光山定正院と号し、時宗。本尊は阿弥陀如来。寺伝によれば、大同元年(八〇六)の創建で、初めは真言宗に属し、七堂伽藍を備えた大寺であったという。天慶年間(九三八―九四七)には平将門が寺領を寄進したともいわれ、若栗(わかぐり)城主岡見氏も当寺を崇敬した。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by