茎崎村(読み)くきざきむら

日本歴史地名大系 「茎崎村」の解説

茎崎村
くきざきむら

面積:二七・八八平方キロ

郡の西端、牛久うしく沼沿岸にあり、東は牛久町、南は龍ケ崎市、西は筑波郡伊奈村、北は同郡谷田部やたべ町に接する。村域の西端を牛久沼に注ぐ西谷田にしやた川、中央を同じく東谷田ひがしやた川・稲荷いなり川が南流し、東端には小野おの川が流れる。各河川の沿岸低地に水田が広がり、台地上では麦・落花生煙草などが栽培される純農村であったが、国鉄常磐線の牛久駅に近いため、最近では宝陽台ほうようだいなどの大規模な住宅地が造成され、東京・千葉方面への通勤者が急増している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報