思い設ける(読み)オモイモウケル

デジタル大辞泉 「思い設ける」の意味・読み・例文・類語

おもい‐もう・ける〔おもひまうける〕【思い設ける】

[動カ下一][文]おもひまう・く[カ下二]前もって心の準備をする。そのつもりでいる。予期する。
「―・けぬ視線にまごついて」〈康成・招魂祭一景〉

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精選版 日本国語大辞典 「思い設ける」の意味・読み・例文・類語

おもい‐もう・けるおもひまうける【思設】

  1. 〘 他動詞 カ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]おもひまう・く 〘 他動詞 カ行下二段活用 〙 前々から配慮したり用意したりしておく。予期する。(心の中で)あらかじめ準備する。
    1. [初出の実例]「あこぎ思ひまうけたるかひなげに思ひて、御前により臥したれば」(出典:落窪物語(10C後)一)
    2. 「夜は草の枕を求て、昼のうち思ひまうけたるけしき、むすび捨たる発句など、矢立取出て」(出典:俳諧・更科紀行(1688‐89))

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