精選版 日本国語大辞典 「思し忘る」の意味・読み・例文・類語 おぼし‐わす・る【思忘】 〘 他動詞 ラ行下二段活用 〙 ( 「おもいわする(思忘)」の尊敬語。自動詞のようにも用いる ) おぼえていらっしゃったことが頭から消える。記憶をおなくしになる。[初出の実例]「『花おもしろくなりなば、かならず御らむぜん』とありけるをおぼしわすれて、おはしまさざりけり」(出典:大和物語(947‐957頃)一〇〇) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例