デジタル大辞泉 「思ひ離る」の意味・読み・例文・類語 おもい‐はな・る〔おもひ‐〕【思ひ離る】 [動ラ下二]心にかけなくなる。気持ちが離れる。「あらぬ様になりなば、少しも―・れ給ひなむと、思ふなり」〈狭衣・二〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「思ひ離る」の意味・読み・例文・類語 おもい‐はな・るおもひ‥【思離】 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙 物事から心が離れる。きらって遠ざかったり、あきらめたりする。[初出の実例]「あはれてふことこそうたて世中を思はなれぬほだしなりけれ〈小野小町〉」(出典:古今和歌集(905‐914)雑下・九三九) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例