思案に落ちる(読み)シアンニオチル

デジタル大辞泉 「思案に落ちる」の意味・読み・例文・類語

思案しあん・ちる

多く打消しの語を伴って用いる)理解できる。合点がいく。
「―・ちない事でもあって、一人で心労してゐると」〈人・娘節用・三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「思案に落ちる」の意味・読み・例文・類語

しあん【思案】 に 落(お)ちる

  1. ( 多く打消の語を伴って用いる ) よく理解できる。合点がいく。納得がいく。思案におちつく。
    1. [初出の実例]「何共しあんにおちがたしと、しばらくくふうなされしが」(出典:浄瑠璃・滝口横笛(1676)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む