思為の句(読み)おもいなしのく

精選版 日本国語大辞典 「思為の句」の意味・読み・例文・類語

おもいなし【思為】 の 句(く)

  1. 森川許六の説いた、俳諧の付け方の一つ。前句をよく見定めながらもそれにとらわれず、推量十分働かせて付句を案ずること。おもいなし。
    1. [初出の実例]「思ひなしの句〈略〉半分は鎧はぬ人も打まじり 舟追のけて蛸の喰あき」(出典:俳諧・宇陀法師(1702)巻頭并俳諧一巻沙汰)

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