急進(読み)キュウシン

精選版 日本国語大辞典 「急進」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐しんキフ‥【急進】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 急速に進むこと。⇔漸進
    1. [初出の実例]「肺は、年だから、病状が急進するわけはないし」(出典:直木三十五を悼む(1934)〈菊池寛〉一)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐段伝〕
  3. 目的、理想などを急速に実現しようとすること。⇔漸進
    1. [初出の実例]「公選民会は〈略〉必らずしも急進速歩して能はざる所を為すを期せず」(出典:地方官会議日誌‐一五・明治八年(1875)七月八日)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐班彪伝論〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「急進」の読み・字形・画数・意味

【急進】きゆうしん

進。

字通「急」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android