性憎し(読み)サガニクシ

デジタル大辞泉 「性憎し」の意味・読み・例文・類語

さが‐にく・し【性憎し】

[形ク]性質がよくない。意地悪い
「ここにしも何にほふらむ女郎花をみなへし人のものいひ―・き世に」〈拾遺・雑秋〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「性憎し」の意味・読み・例文・類語

さが‐にく・し【性憎】

  1. 〘 形容詞ク活用 〙 傾向性格などが、こちらからみて、にくらしい。たちがよくない。いじが悪い。
    1. [初出の実例]「ここにしも何にほふらん女郎花(をみなへし)人のものいひさがにくき世に〈遍昭〉」(出典拾遺和歌集(1005‐07頃か)雑秋・一〇九八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む