性憎し(読み)サガニクシ

デジタル大辞泉 「性憎し」の意味・読み・例文・類語

さが‐にく・し【性憎し】

[形ク]性質がよくない。意地悪い
「ここにしも何にほふらむ女郎花をみなへし人のものいひ―・き世に」〈拾遺・雑秋〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「性憎し」の意味・読み・例文・類語

さが‐にく・し【性憎】

  1. 〘 形容詞ク活用 〙 傾向性格などが、こちらからみて、にくらしい。たちがよくない。いじが悪い。
    1. [初出の実例]「ここにしも何にほふらん女郎花(をみなへし)人のものいひさがにくき世に〈遍昭〉」(出典拾遺和歌集(1005‐07頃か)雑秋・一〇九八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む