性憎し(読み)サガニクシ

デジタル大辞泉 「性憎し」の意味・読み・例文・類語

さが‐にく・し【性憎し】

[形ク]性質がよくない。意地悪い
「ここにしも何にほふらむ女郎花をみなへし人のものいひ―・き世に」〈拾遺・雑秋〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「性憎し」の意味・読み・例文・類語

さが‐にく・し【性憎】

  1. 〘 形容詞ク活用 〙 傾向性格などが、こちらからみて、にくらしい。たちがよくない。いじが悪い。
    1. [初出の実例]「ここにしも何にほふらん女郎花(をみなへし)人のものいひさがにくき世に〈遍昭〉」(出典拾遺和歌集(1005‐07頃か)雑秋・一〇九八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android