怪む(読み)アヤム

デジタル大辞泉 「怪む」の意味・読み・例文・類語

あや・む【怪む】

[動マ下二]不審に思う。あやしむ。
「おきてゆく涙のかかる草まくら露しげしとや人の―・めむ」〈千載・恋三〉

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精選版 日本国語大辞典 「怪む」の意味・読み・例文・類語

あや‐・む【怪】

  1. 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙 ( 形容詞「あやし」を動詞化したもの ) 怪しむ。怪しく思う。不審に思う。いぶかる。
    1. [初出の実例]「近くしのびやかならんけはひなどは、いまだ聞きもしらねば、あらずとも、え聞きもあやめず」(出典:夜の寝覚(1045‐68頃)一)

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