恋い悲しぶ(読み)こいかなしぶ

精選版 日本国語大辞典 「恋い悲しぶ」の意味・読み・例文・類語

こい‐かなし・ぶこひ‥【恋悲】

  1. 〘 自動詞 バ四段活用 〙 恋い慕って、切ない気持になる。なつかしく悲しく思う。こいかなしむ。
    1. [初出の実例]「涅槃(ねはん)の時に衆生のともがらは如来をこひかなしび奉りて」(出典:観智院本三宝絵(984)下)
    2. 「母なる人なん、いみじくこひかなしぶなるを」(出典:源氏物語(1001‐14頃)夢浮橋)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む