恋忘貝(読み)こいわすれがい

精選版 日本国語大辞典 「恋忘貝」の意味・読み・例文・類語

こいわすれ‐がいこひわすれがひ【恋忘貝】

  1. 〘 名詞 〙 ( 拾えば恋の苦しさを忘れるという意に用いて ) 貝「わすれがい(忘貝)」の異名
    1. [初出の実例]「わが背子(せこ)に恋ふれば苦し暇(いとま)あらば拾(ひり)ひて行かむ恋忘貝(こひわすれがひ)」(出典万葉集(8C後)六・九六四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...

連立の用語解説を読む