精選版 日本国語大辞典 「恋忘貝」の意味・読み・例文・類語 こいわすれ‐がいこひわすれがひ【恋忘貝】 〘 名詞 〙 ( 拾えば恋の苦しさを忘れるという意に用いて ) 貝「わすれがい(忘貝)」の異名。[初出の実例]「わが背子(せこ)に恋ふれば苦し暇(いとま)あらば拾(ひり)ひて行かむ恋忘貝(こひわすれがひ)」(出典:万葉集(8C後)六・九六四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例