恚る(読み)ふしこる

精選版 日本国語大辞典 「恚る」の意味・読み・例文・類語

ふしこ・る【恚】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙ふしくる(恚)
    1. [初出の実例]「春祭に供奉せる使等中に有穢事けり。因茲、大神不志己理賜へりと申せり」(出典日本文徳天皇実録‐仁寿元年(851)六月甲辰)

ふしく・る【恚】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 いきどおる。怒り争う。いさかう。ふつくむ。ふしこる。
    1. [初出の実例]「此は張耳とふしくりて、将印を去てひっこふでいたほどに」(出典:史記抄(1477)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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