恢恢(読み)カイカイ

デジタル大辞泉 「恢恢」の意味・読み・例文・類語

かい‐かい〔クワイクワイ〕【××恢】

[形動タリ]大きく広く包み入れるさま。ゆったりとしているさま。
天網―としておろそかなれども漏らさずと言へり」〈仮・浮世物語・五〉

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関連語 文献 荀子 実例

精選版 日本国語大辞典 「恢恢」の意味・読み・例文・類語

かい‐かいクヮイクヮイ【恢恢】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙
  2. ひろびろとして大きなさま。広大なさま。
    1. [初出の実例]「天網恢々(クヮイクヮイ)疎にして洩(もら)さず」(出典:狐の裁判(1884)〈井上勤訳〉四)
    2. [その他の文献]〔荀子‐解敝〕
  3. 余裕のあるさま。ゆったりとしているさま。〔荘子‐養生主〕

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