恩詔(読み)オンショウ

デジタル大辞泉 「恩詔」の意味・読み・例文・類語

おん‐しょう〔‐セウ〕【恩詔】

《「おんじょう」とも》情け深いみことのり。慈しみの仰せ言

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「恩詔」の意味・読み・例文・類語

おん‐しょう‥セウ【恩詔】

  1. 〘 名詞 〙 ( 故実訓みでは「おんじょう」 ) 情けのこもった仰せごと。ありがたい帝の御命令。また、転じて慈愛のこもったことば。
    1. [初出の実例]「依去天平勝宝九歳四月四日恩詔、中男正丁並加一歳、老丁耆老倶脱恩私」(出典続日本紀‐天平宝字二年(758)七月癸酉)
    2. 「承平七年四月七日の恩詔に依って、罪に軽重无く」(出典:将門記(940頃か))
    3. [その他の文献]〔羊祜‐譲開府表〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む