朝日日本歴史人物事典 「恬子内親王」の解説
恬子内親王
生年:嘉祥1(848)
平安前期の伊勢斎宮。「やすこ」とも。文徳天皇と紀静子の皇女。貞観1(859)年12歳で斎宮に卜定され,同18年退下。『伊勢物語』に勅使在原業平と一夜契ったとあり,そのためのちに高階師尚を出産したとの伝説が流布したが,これが史実か否かを巡っては論争がある。<参考文献>「恬子内親王」(『角田文衛著作集』5巻)
(服藤早苗)
出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報
(服藤早苗)
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