悪侶(読み)あくりょ

精選版 日本国語大辞典 「悪侶」の意味・読み・例文・類語

あく‐りょ【悪侶】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 悪いともがら。悪人ども。悪徒
    1. [初出の実例]「悪侶治罰の官軍をたすけしめん」(出典:平家物語(13C前)七)
  3. 悪い僧侶。仏道を守らない僧。
    1. [初出の実例]「就文見世、誠以然矣。不悪侶者豈成善事哉」(出典:日蓮遺文‐立正安国論(1260))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android