悪坊(読み)あくぼう

精選版 日本国語大辞典 「悪坊」の意味・読み・例文・類語

あく‐ぼう‥バウ【悪坊】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙 僧侶の姿をしている乱暴者悪僧
    1. [初出の実例]「あれは六かく殿のどうばうに、あくばうと云て、かくれもなひすひきゃう人じゃ」(出典:虎明本狂言・悪坊(室町末‐近世初))
  2. [ 2 ] 狂言。各流。乱暴者の悪坊は眠っている間に無理に道づれにした僧に持ち物を取り替えられ、目ざめてから、前非を悔いて発心する。「悪太郎」の原形らしい。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 出典 実例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む