前非(読み)ゼンピ

デジタル大辞泉 「前非」の意味・読み・例文・類語

ぜん‐ぴ【前非】

以前に犯した過ち。昔の悪事先非。「前非を悔い改める」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「前非」の意味・読み・例文・類語

ぜん‐ぴ【前非】

  1. 〘 名詞 〙 以前に犯した過ち。昔の悪事。先非。
    1. [初出の実例]「俗寰塵垢前非尽、仙澗風流古意多」(出典:本朝無題詩(1162‐64頃)九・暮春六波羅蜜寺言志〈藤原敦光〉)
    2. 「前非何ぞ又恥ざらんや」(出典:太平記(14C後)五)
    3. [その他の文献]〔崔湜‐襄陽早秋寄岑侍郎詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「前非」の読み・字形・画数・意味

【前非】ぜんぴ

前の過ち。

字通「前」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android