悪所金(読み)あくしょがね

精選版 日本国語大辞典 「悪所金」の意味・読み・例文・類語

あくしょ‐がね【悪所金】

〘名〙 遊里などで使う金。遊蕩費。あくしょうがね。
浮世草子好色二代男(1684)七「悪所銀(アクショカネ)かす人絶て京も淋しき事」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「悪所金」の意味・読み・例文・類語

あくしょ‐がね【悪所金】

遊里などで使う金。遊興費悪性金あくしょうがね
小者、―の使ひやうを見おぼえ」〈都鄙問答・二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android