悲感(読み)ひかん

精選版 日本国語大辞典 「悲感」の意味・読み・例文・類語

ひ‐かん【悲感】

  1. 〘 名詞 〙 悲しい感情をいだくこと。悲しみの思い。
    1. [初出の実例]「筑前国守山上憶良臣悲感妻子之傷志而作此歌」(出典万葉集(8C後)一六・三八六九・左注)
    2. [その他の文献]〔漢書‐外戚伝・孝武李夫人〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「悲感」の読み・字形・画数・意味

【悲感】ひかん

悲しく思う。〔漢書、外戚上、孝武李夫人伝〕遙かに好女の李夫人の貌の、幄にり、坐してする如きを見するも、就きてるを得ず。上(しやう)(いよいよ)相ひ思うて悲感す。

字通「悲」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android