情が仇(読み)なさけがあだ

精選版 日本国語大辞典 「情が仇」の意味・読み・例文・類語

なさけ【情】 が 仇(あだ)

  1. 好意をもってしたことが、かえって相手のためにならない結果になること。思いやりがかえって悪い結果を生むこと。
    1. [初出の実例]「しがねえ恋の情が仇、命の綱の切れたのをどう取り留めてか」(出典:歌舞伎・与話情浮名横櫛(切られ与三)(1853)四幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む