惑者(読み)まどいもの

精選版 日本国語大辞典 「惑者」の意味・読み・例文・類語

まどい‐ものまどひ‥【惑者】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 落ち着き所のない者。所定めず、さまよいあるく者。流浪人。浮浪者
    1. [初出の実例]「君の御出家候なば、御内の上下皆まどひ者になりなんず」(出典:平家物語(13C前)二)
  3. 道をふみ迷った者。人道にはずれた人。
    1. [初出の実例]「古今数多のまどひもの、或は傾城を刺し殺して自害し」(出典:仮名草子・浮世物語(1665頃)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む