惟明瑞智(読み)いみょう ずいち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「惟明瑞智」の解説

惟明瑞智 いみょう-ずいち

?-? 室町時代の僧。
臨済(りんざい)宗。京都相国(しょうこく)寺の鄂隠慧奯(がくいん-えかつ)の法をつぐ。同寺鹿苑院(ろくおんいん)蔭涼(いんりょう)軒主などをへて,文明13年(1481)鹿苑院主となり,僧録をつとめる。応仁の乱で荒廃した鹿苑院の復興につくした。俗姓近衛

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android