惣寺(読み)そうじ

精選版 日本国語大辞典 「惣寺」の意味・読み・例文・類語

そう‐じ【惣寺】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 寺院寺家
    1. [初出の実例]「若惣寺・別院恒例仏事有者」(出典:東大寺続要録(1281‐1300頃)仏法篇)
  3. 集会を催し集団的な意思をもつ僧団
    1. [初出の実例]「寛喜三年九月二日同御置文云、〈略〉於両院家敷地、惣寺検断之使者不入。可止寺務綺」(出典醍醐寺新要録(1620))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android