愁恨(読み)しゅうこん

精選版 日本国語大辞典 「愁恨」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐こんシウ‥【愁恨】

  1. 〘 名詞 〙 悲しみうらむこと。悲しみとうらみ。
    1. [初出の実例]「奉無動寺不動明王。啓白事由愁恨祈請」(出典古事談(1212‐15頃)三)

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普及版 字通 「愁恨」の読み・字形・画数・意味

【愁恨】しゆう(しう)こん

愁い恨(ひでり)む。〔後漢書、光武帝紀上〕(建武五年)夏四、旱し蝗あり。~詔して曰く、~元元(人民)愁恨して、天氣を感動せしむるか。其れ中官、三輔畿内)・郡國に命じ、囚を出ださしめよ。

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