意を得ず(読み)いをえず

精選版 日本国語大辞典 「意を得ず」の意味・読み・例文・類語

い【意】 を 得(え)=ず[=ぬ]

  1. ある物事について、よく理解できない。わけがよくわからない。また、相手気持が理解できない。納得できない。
    1. [初出の実例]「陽明局密々語之。御隠密之条不其意」(出典看聞御記‐応永二四年(1417)正月二三日)
    2. 「猩々のあしもとして大臣をいわへば、半さらに其意(イ)を得ず」(出典:浮世草子傾城色三味線(1701)京)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 猩々 大臣

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む