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猩々 しょうじょう

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

猩々
しょうじょう

能,邦楽,邦舞の曲名。 (1) 能 切能物で作者未詳。唐土揚子 (ようす) の里に住む男が夢に導かれて市で酒を売っていると猩々が来て,男の孝行の徳により汲めども尽きぬ酒の壺を与えて舞を舞う。

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百科事典マイペディアの解説

猩々【しょうじょう】

能の曲名。五番目物。五流現行。唐の潯陽江の海中にすむという霊獣の猩々が親孝行の高風にくめども尽きぬ酒壺を与えるという話で,酒に酔って波の上を舞う〈乱(みだれ)〉が中心。
→関連項目切能物

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[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションの解説

しょうじょう【猩々】

愛媛の日本酒。平成1、5年度全国新酒鑑評会で金賞受賞。仕込み水は石鎚山系の伏流水。蔵元の「石川酒造場」は嘉永元年(1848)創業。所在地新居浜市東田。

しょうじょう【猩々】

奈良の日本酒。酒名は、中国の想像上の生き物「猩々」が酒に浮かれ舞う様をうたう謡曲「猩々」にちなみ命名。純米大吟醸酒、吟醸酒、純米酒、本醸造酒、普通酒がある。平成2、16、24年度全国新酒鑑評会で金賞受賞。原料米は山田錦、五百万石、ホウレイ。仕込み水は吉野川の伏流水。蔵元の「北村酒造」は天明8年(1788)創業。所在地は吉野郡吉野町大字上市。

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世界大百科事典 第2版の解説

しょうじょう【猩々】

(1)能の曲名 五番目物。祝言物。作者不明。シテは猩々。唐土の揚子(ようず)の里に高風(こうふう)という孝行な酒売り(ワキ)がいた。その店へ近くの海中にすむ猩々がきて,酒を飲んで舞い戯れ(〈渡り拍子・乱(みだれ)〉),いくら汲んでも尽きない酒瓶を高風に与えて祝福する。乱は遅速の変化の多い特殊なリズムの曲で,舞い方も,普通の擦り足でなしに,抜き足,蹴上げる足,流れ足(つま先で立っての滑走)などを用いて,水上を戯れ遊ぶていを見せる。

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世界大百科事典内の猩々の言及

【能面】より

…平太(へいた)と中将は特に武将の霊に用い,頼政や景清,俊寛など特定の人物への専用面も現れた。喝食(かつしき),童子など美貌若年の面のなかにも,蟬丸や弱法師(よろぼし),猩々(しようじよう)といった特定面ができてくる。(4)は最も能面らしい表現のものといわれ,若い女面として小面(こおもて),増(ぞう),孫次郎,若女の4タイプがあり,それぞれ現在は流派によって使用を異にしている。…

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