デジタル大辞泉 「愚に返る」の意味・読み・例文・類語 愚ぐに返かえ・る 年をとって、分別を失う。また、おろかになる。「中風の老父おやじは最早もう余程―・ってる様ですが」〈木下尚江・良人の自白〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「愚に返る」の意味・読み・例文・類語 ぐ【愚】 に 返(かえ)る ( 年をとったり、分別を失ったりして ) 愚かになる。ばかになる。[初出の実例]「老木さぞ若木さへ愚(グ)にかへり花〈信相〉」(出典:俳諧・鷹筑波(1638)二)「分別過れば愚にかへる。初一念に御すすみと」(出典:浄瑠璃・日本振袖始(1718)一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例