愚を守る(読み)ぐをまもる

精選版 日本国語大辞典 「愚を守る」の意味・読み・例文・類語

ぐ【愚】 を 守(まも)

  1. ( 「荀子‐宥坐」の「孔子曰、聰明聖知、守之以愚。功被天下、守之以譲」による ) 知性の働きを表面にあらわさない態度をもちつづける。おろかを装う。
    1. [初出の実例]「これ徳を隠し、愚を守るにはあらず」(出典:徒然草(1331頃)三八)
    2. [その他の文献]〔崔瑗‐座右銘〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android