精選版 日本国語大辞典 「愚図郎兵衛」の意味・読み・例文・類語
ぐずろ‐べえ ぐづロベヱ【愚図郎兵衛】
〘名〙
※雑俳・川柳評万句合‐明和四(1767)智七「ぐつろ兵衛是ぞ御乳母の名なるべし」
② (形動) ゆるんでがたがたなこと。すき間だらけなこと。また、そのさま。
③ 陰萎(いんい)。また、性的不能者をいう語。
※雑俳・末摘花(1776‐1801)初「ぐづろ兵衛むこのふそくのおこりなり」
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