愚渓智至(読み)ぐけい ちし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「愚渓智至」の解説

愚渓智至 ぐけい-ちし

?-? 南北朝-室町時代の僧。
臨済(りんざい)宗。竜泉令淬(りゅうせん-りょうずい)の法をつぐ。筑前(ちくぜん)(福岡県)承天寺,京都の万寿寺,楞伽(りょうが)寺の住持をつとめる。至徳元=元中元年(1384)から明徳2=元中8年(1391)の間に性海霊見(しょうかい-れいけん)が虎関師錬(こかん-しれん)の「元亨(げんこう)釈書」を重刊したおり,編集に協力した。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android