慎莫に負えぬ(読み)シンマクニオエヌ

デジタル大辞泉 「慎莫に負えぬ」の意味・読み・例文・類語

慎莫しんまくえ◦ぬ

始末に困る。手のつけようがない。慎莫にいかない。
「しばらく取っ組んでゐたが、身が重くて―◦なんだを」〈滑・浮世風呂・四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「慎莫に負えぬ」の意味・読み・例文・類語

しんまく【慎莫】 に=負(お)えぬ[=いかない]

  1. 始末に困る。どうしようもない。手のつけようがない。
    1. [初出の実例]「花の雨琴しんまくにおへぬなり」(出典:雑俳・柳多留‐二一(1786))
    2. 「しばらく取組(とっくん)でゐたが、身が重くてしんまくにをへなんだを」(出典滑稽本・浮世風呂(1809‐13)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

長嶋茂雄の用語解説を読む