慙無い(読み)ざんない

精選版 日本国語大辞典 「慙無い」の意味・読み・例文・類語

ざん‐な・い【慙無】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]ざんな・し 〘 形容詞ク活用 〙 ( 「無慙(むざん)」を読み下しにした語 ) 見るにしのびない。むごい。いたわしい。また、見苦しい。〔名語記(1275)〕
    1. [初出の実例]「敵御方のわきもみえず、二三百人死かさなて、血は路径の草をそめ、尸は原上の墓をなす。慙なしと云も愚なり」(出典:明徳記(1392‐93頃か)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む