デジタル大辞泉 「見苦しい」の意味・読み・例文・類語 み‐ぐるし・い【見苦しい】 [形][文]みぐる・し[シク]1 見た感じが不愉快である。みっともない。みにくい。「―・い身なり」「―・いまねはよしなさい」2 見るのに難渋する。見づらい。「目をいみじう煩ひ給ひて、よろづ治し尽させ給ひけれど、猶なほいと―・しく」〈栄花・玉の村菊〉[派生]みぐるしげ[形動]みぐるしさ[名]→みっともない[用法][類語]みっともない・はしたない・醜悪・埃ほこりっぽい・汚い・むさ苦しい・汚らしい・小汚い・薄汚い・汚けがらわしい・ばっちい・むさい・泥まみれ・不潔・不浄・不衛生・不純・尾籠びろう・みすぼらしい・ぼろい・ぼろぼろ・おんぼろ・よれよれ・がたがた・ぽんこつ・老朽化・汚穢おわい・汚れ物・汚濁・けがれ・よごれ・汚点・汚染・くすむ・薄汚れる・汚れる・煤すすける・垢あかじみる・まみれる・油じみる・汗じみる・醜態・老醜・無様ぶざま・不格好・醜い・醜しゅう・ばばっちい・しどけない・目障り・むさい・爺じじむさい・かっこ悪い・ださい・野暮・野暮ったい・泥臭い・不細工・田舎臭い・不体裁・グロテスク・不器量・弊衣破帽・だらしない・醜怪・浅ましい・見辛い・見るに見兼ねる 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「見苦しい」の意味・読み・例文・類語 み‐ぐるし・い【見苦】 〘 形容詞口語形活用 〙 [ 文語形 ]みぐるし 〘 形容詞シク活用 〙① 外から見るのがつらい気持である。見るにたえない。[初出の実例]「かくみぐるしく歳月を経て、人のなげきをいたづらにおふもいとほし」(出典:大和物語(947‐957頃)一四七)② みっともない。みにくい。[初出の実例]「やせ、色くろき人の生絹の単着たる、いと見ぐるしかし」(出典:枕草子(10C終)一〇九)③ 見づらい。見るのに困難する。[初出の実例]「内侍のすけの聞えしは、みぐるしうまだあやめも見えざりしをだに」(出典:宇津保物語(970‐999頃)楼上下)見苦しいの派生語みぐるし‐が・る〘 自動詞 ラ行五(四) 〙見苦しいの派生語みぐるし‐げ〘 形容動詞ナリ活用 〙見苦しいの派生語みぐるし‐さ〘 名詞 〙 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by