原上(読み)げんじょう

精選版 日本国語大辞典 「原上」の意味・読み・例文・類語

げん‐じょう‥ジャウ【原上】

  1. 〘 名詞 〙 野原のほとり。原頭
    1. [初出の実例]「相尋勝境風流、寄意韶光原上遊」(出典:江吏部集(1010‐11頃)上・春遊原上)
    2. [その他の文献]〔白居易‐賦得古原草送別〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「原上」の読み・字形・画数・意味

【原上】げんじよう(じやう)

野原の上。〔古文真宝、前集、虞美人艸〕詩 香魂、夜劍光をうて飛び して原上の艸と爲る 心寂(せきばく)として、枝に寄す 曲聞き來つて、眉を斂(をさ)むるに似たり

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