慚愧(読み)ざんぎ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「慚愧」の意味・わかりやすい解説

慚愧
ざんぎ

慙愧とも書く。今日の一般的な読みでは「ざんき」。普通にはただ「恥じること」の意味で使われるが、もとは仏教語で、慚と愧とは別の語である。慚は自らの心に罪を恥じること、愧は他人に対して罪を告白して恥じること。また、慚は自ら罪を犯さないこと、愧は他に罪を犯させないこと。さらにこのほかにもいくつかの解釈がある。これらの反対語は無慚(むざん)、無愧(むき)という。

[池田練太郎]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

フランスのパリで開催されるテニスの国際大会。1891年創設。ウィンブルドンテニス大会、全豪オープン、全米オープンとともに世界四大テニス選手権大会の一。四大会では唯一クレーコートで行われる。飛行家ローラ...

全仏オープンの用語解説を読む