慢ずる(読み)マンズル

デジタル大辞泉 「慢ずる」の意味・読み・例文・類語

まん・ずる【慢ずる】

[動サ変][文]まん・ず[サ変]おごり高ぶる。うぬぼれる。
自己力量に―・じて皆んな増長して居る」〈漱石吾輩は猫である

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精選版 日本国語大辞典 「慢ずる」の意味・読み・例文・類語

まん‐・ずる【慢】

  1. 〘 自動詞 サ行変 〙
    [ 文語形 ]まん・ず 〘 自動詞 サ行変 〙 自慢する。ほこる。慢心する。うぬぼれる。
    1. [初出の実例]「此句は我身をまんして人をそしるを云ぞ」(出典:両足院本山谷抄(1500頃)一)
    2. [その他の文献]〔礼記‐緇衣〕

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