慧学(読み)えがく

精選版 日本国語大辞典 「慧学」の意味・読み・例文・類語

え‐がくヱ‥【慧学】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。さとりを得るための修学である、戒、定(じょう)、慧(え)三学一つ。真実清浄の智慧をみがく修学。〔阿毘達磨雑集論‐一一

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の慧学の言及

【三学】より

…仏教を修行するに際して必ず学ぶべき最も基本の修行法。すなわち戒学(かいがく),定学(じようがく),慧学(えがく)をいう。戒は禁制の意味で,身心の悪い行を抑制すること,定は心の動きを静め,精神を統一すること,慧は理性により道理をありのままに悟ることである。…

※「慧学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android