慧然(読み)えねん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「慧然」の解説

慧然 えねん

1693-1764 江戸時代中期の僧。
元禄(げんろく)6年1月1日生まれ。真宗大谷派。慧空にまなび,享保(きょうほう)13年学寮の講師となる。宝暦5年同寮を移転・新築,のちに高倉学寮とよばれるようになった。和泉(いずみ)(大阪府)堺の専称寺住職。「無量寿経義記」「往生要集略讃」などおおくの著作をあらわした。宝暦14年1月15日死去。72歳。和泉出身。号は海東,華蔵庵。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

普及版 字通 「慧然」の読み・字形・画数・意味

【慧然】けいぜん

明らか。

字通「慧」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android